【シネマ日記】 「藁にもすがる獣たち」
2021年3月8日(月)


第二回:金・カネ・かね…


 

今回は韓国映画の「藁にもすがる獣たち」をご紹介します。

原作は日本の曽根圭介さんの小説だそうです。
原作は読んでいないので、今度読んでみようと思ってます。

それぞれ事情があってお金に困っている主人公たちが、大金の入ったひとつのバッグ(中身は10億ウォン)をめぐって争奪戦を繰り広げる、という物語です。
欲望を剝き出しにして、手に入れるためなら身内もだますし、挙句の果ては人まで殺しちゃう。


まさに題名通り、「藁にもすがる獣たち」。

まー、エグい。 でも、そのエグさが堪らない。


映画の進行もかなり話は前後しますが、いたるところに伏線が敷かれ、さらに、各々のエピソードが繋がりがないように見せて、ここでこう繋がるのか!というように、一瞬たりとも目が離せない展開になっています。 


さらにもうひとつの見どころがキャスティングでしょう。 

チョンドヨン、チョンウソンという、韓国を代表する役者さんが、こんな悪どい役をやるというのは、まさに見ものです。 

チョンドヨンさんは、この映画のなかで一番悪いやつをシラーッと演じているし、チョンウソンさんは見た目の二枚目とは真逆のダメ男を完璧にこなしています。


ま、とにかく韓国映画好きのわたしには堪らない作品です。 

近年「パラサイト 半地下の家族」という映画がアメリカのアカデミー賞を取って以来、韓国映画が注目されていますが、私はそれ以前から韓国映画を多数観てきました。
年間10本以上は劇場で観ています。


 え、なんでか?って。
それは面白いからですが、何か。 


ちなみにこの映画、韓国映画があまり好きではない人は面白くないかも・・・。